和装を彩る小物たち

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 和装での撮影は、その装いひとつだけでも充分絵になるものですが、和テイストの小物を合わせることで、より一層際立つ写真を撮ることができます。洋装に比べ、撮影機会の少ない和装だからこそ、さまざまなアイテムを使って、素敵な写真を残したいものですよね。

和装にぴったりの小物とは、一体どんなものでしょうか? 1つずつ見ていきましょう。

ドレスにも和装にも、やっぱり王道はブーケ

 結婚式などでよく見かけるのは、純白のウェディングドレスを引き立てるかのような、白やグリーンを基調にした可憐なブーケです。もちろん、ドレスの色や形、雰囲気に合わせて、赤や黄、ピンクやオレンジなど、色鮮やかな花で作っているブーケも多く見受けられて、どれもとても素敵ですよね。

ブーケは選ぶ花も色も人それぞれですが、なんといっても魅力的なのは、その形の豊富さです。

  • ざっくりと束ねたような形で作る「クラッチブーケ
    • 花を円形にまとめた「ラウンドブーケ
      • 茎の長い花を集めて腕で抱えるように持つ「アームブーケ
        • クリスマスリースのように丸いリースに花を飾っていく「リースブーケ
        • など、ドレスに合わせて多様な形を選ぶことができます。

          そんななかで注目したいのは、和装にぴったりのブーケ、「ボールブーケ」と「扇子ブーケ」です。

          • 「ボールブーケ」とは
          •  花を丸い球状に組んでいき、手毬のようにコロンとしたフォルムで作るブーケのことです。使用される花として特に選ばれているのは、ダリアやピンポンマムなどの丸くて大ぶりなもの。ボールブーケにタッセルや紐を取り付けることで、撮影の際には手からハンドバッグのようにぶら下げます。白無垢でも、鮮やかな色打掛けでも、まるで寄り添うかのように揺れるボールブーケは、美しいながらも控えめな雰囲気を醸し出し、和装撮影には欠かせないアイテムとなっています。

            • 「扇子ブーケ」とは
            •  扇子の手元に花を飾るものを指します。黒や金など、婚礼にふさわしい上質な色の扇子に、花をちりばめます。「ボールブーケ」以上に和テイストを盛り込むことができるため、好んでこちらのブーケを選ぶ花嫁さんも増えています。

              手元のセンスが光る、扇子、和傘

               前述した扇子ですが、ブーケ以外でも扇子プロップスとして注目を集めています。衣装の色に合わせた扇子を用意し、「夫」「妻」や「寿」などの文字、または、夫婦となった二人の名前、さらには「Welcome to」「our Wedding」(結婚式へようこそ)など、メッセージ性を持たせた文字を書き込み、お互いがひとつずつ手に持って撮影に臨みます。

               結婚式でのウェルカムボードや、年賀状作成の際に利用できそうな写真が出来上がるので、まさに一石二鳥ですね。同じアイテムを手にすることで、お二人の仲の良さも垣間見られるようで、とても微笑ましい1枚になること間違いなしです。

               扇子の他にも、和傘を取り入れるケースもあります。ひとつの傘を二人でさしたり、1人ずつ色を合わせた傘を持ち、にっこり。和傘の登場で和テイストがぐんと深まるとともに、単色の傘が衣装を際立たせてくれるので、どのようなポーズを取っても、バッチリ決まることでしょう。

              メッセージを伝えるのに最適!和風のガーランド

               もうひとつ有効なアイテムとしておすすめしたいのが、和風のガーランドです。半分に切った計4枚の折り紙を蛇腹折りにし、円型につなげます。まるで大輪の花が咲いたようなその飾りの上に、伝えたい文字を貼れば完成!簡単に手作りできるにもかかわらず、とても見栄えがするため、人気を集めています。

               よく使用するメッセージとしては、「謹賀新年」や「結婚しました」「ありがとう」など。親族、知人に向けて結婚報告をするケース、年賀状用写真として新年のあいさつを取り入れるケース、日ごろの感謝の気持ちを伝えるケースなど、用途はさまざまです。

               シンプルな作りながらも、見る側に新郎新婦の温かい気持ちが伝わってくるので、ぜひ和風ガーランドを検討してみてもいいかもしれませんね。和装との相性も抜群なので、何年経ってももう一度見たくなる、趣のある写真に仕上がることでしょう。

              立ち姿も座り姿もカッコよく。椅子でワンランクアップの写真映えを狙う

               最後にご紹介するのは、腰かけ椅子です。なんだ、椅子かと思うことなかれ。一見何の変哲もない普通の椅子でも、一旦フレームの中に引き入れると、意外なほど印象的なシーンを作り出してくれます。

               もちろん立ったままでの写真でも、素敵な瞬間はたくさん切り取れますが、少し椅子に腰かけるだけで、これまでとはまた異なった趣がにじみ出てきます。椅子の座り方、体の向きなど、さまざまな条件を重ねることで、まるで雑誌に出てくるモデルのような、洗練された1枚が出来上がります。

              (※腰かけ椅子に関しては、当社に用意がありますので、いつでもご相談ください)

              おわりに

               今回は、和装撮りに役立つ小物についてご紹介しました。小物の使い方ひとつで、見慣れた写真が驚くほど変化するから不思議です。ブーケやガーランド、扇子などの作成は、プロに頼むのもよし、もちろんご自分で手作りするのもよしです。

              当日どのような着物を身につけるのかを考えながら、ぜひ和装にぴったりな小物探しを楽しんでみてくださいね。

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bytorutokoya